こんばんは
突然なんですがひとりのお客さんのご紹介と、ボクがかっこいいなって思うこと書いてみますね
バイク屋のブログっぽくないこと書く上に、今日はぜんぶボク個人の主観的なこと。
ひとりごとみたいな感じで気遣いなく書いていくんで、人によってはやな気分になるかもですが、
ボク自身が感じてることなんで異論反論一切受け付けませんよ。 直接言ってくるなら別ですけどね。
興味ない~って人は ○「 2%ERのホームページ 」 にでも移動してくれるとうれしいです!
さてさて、「 かっこいい 」。 これって人によって基準が様々で、人それぞれの価値観。
世界で75億人も人がいるからそれだけ分の「 カッコいい 」があるでしょうね
自分もそうなんですけど、きっと人はみんな自分のことを正しいって思いたいでしょうし、
日々の全ての行動は自分を安心させるためにしていることなんだろーなって思っています。
お金を稼ぐために仕事をするのもそうでしょうし、遊ぶことも楽しむこともそう、
流行している服を買うこと、最新のスマホをもつこと、バイクのシーンでは流行りの年式の古いバイクに乗ることも、
ぜんぶ自分の安心のための行動なんだろうなって思ってます。
ボクは自分で人とすこしズレてるなって感じるんだけど、ボクの「 カッコいい 」の基準は
流行の洋服やステータス性の高いビンテージバイクの所有とかそーゆーことじゃなくって
たくさん基準みたいなのがあるんですけど、その中のひとつは
目標に向かってがんばってる人、納得してそれを楽しんでいる人。
人が本気を出しているときって、特に若者ががんばっている姿ってキラキラ輝いて見えますし、
見ている人に元気をくれていい影響をくれるからです。
お金がなくっても、ダサい服を着ていても、ビンテージバイクに乗っていなくても、
社会的な地位が低くても、それに納得してがんばって楽しんでいる人ってボクにはカッコよく見えます。
ボクはこの仕事に就いて20年くらいかな?
20年経てば付き合いの長いお客さんもたくさん居ますし、いろんなことを喋ってその人の
そんな人生の一部分を少しだけ覗ける感じ。 いい刺激をもらえてほんとありがたいことです。
ほんと恵まれていまして、お客さんはいい人ばかり。
そんな中でボクの思うカッコいい人のことを書いていきますね
はい、こないだ東京から帰ってきたけいごくん。
けいごくんと最初に出会ったのはボクが最初のお店を持ち始めた30歳くらいだったかな?
この写真は去年のだったっけ? ○「 こちらのブログ 」 でけいごくんのこと書いていますよ。
ボクこないだ42歳になったのでもう10年以上の付き合いになります
当時けいごくんはSRに乗っていて、ボクが自分のお店の近くのコンビニに行っときに
「 SRに乗ってる子がいるな~ 」 って思って見ていたのを今でも覚えています
それからすぐにお客さんになってくれて、そのSRのメンテナンスやカスタムをさせてもらってました。
でもしばらくすると 「 ボクのSRを買い取ってください 」 って、、、
すごく大事にしていたし、楽しく乗ってもらっていたから、「 なんで? 」 って聞くと
「 本気で靴職人を目指すことに決めたから、専用のミシンを買うためにお金がいるんです 」 ってね。
その商談の途中にめっちゃ大泣きするけいごくん。 ほんとに大事にしてくれてたんですよ。
そのSR400はね、その当時の過去最高額で買い取りさせてもらいました。
「 この道で稼げるようになったら改めてオーダーしますね 」 って言い残してくれて。
彼はミシンを買って東京に行って、最初は専門学校で学びながら、靴の修理屋さんなんかでアルバイト、
学校を卒業してから思っていたところに就職できて修行生活を始めていました。
途中、滋賀県の実家に戻ってくるたびにお店に寄ってくれて
「 ひとりでこんな作業もさせてもらえるようになりました! 」 とか
「 だからこれくらいの給料をもらえてます(安かったですけどね) 」 なんかの近況報告や
「 こんなふうに動いていこうと思うんだけどどうですかね? 」 みたいな相談などなど。
くじけそうになってる時は電話で励ましたり、、、
この年齢の頃って他人と自分を比べてしまってメゲそうになることありますよね
ボクも経験したことだけど、周りで普通のところで働き出した友達たちが新車のクルマを買ってみたり、
新築の家を建ててみたり。 当時の自分からしたら天文学的な金額、、、
ショップ店員や美容師、メカニックやビルダーなんかの仕事の駆け出しは、ほんとに給料が安くて
先が見えずに、周りと自分の差に打ちひしがれて辞めていく人も多かったです
まー今でも世間の真面目なサラリーマンさんたちに比べてもぜんぜん大したことないですけどね
基本的にアホだからこういう仕事をしているって自覚、しっかり持ってますからね。
けいごくんはビスポーク? っていうんですよね?
木型から型を起こして制作するオーダーメイドのドレスシューズ、
24歳で滋賀県を離れ33歳までの9年間、東京での修行をがんばっていて、
7年目に 「 なんとかバイクを所有できるくらいまで成長できました 」 って伝えられて、
けいごくんの先輩、 丸ちゃんの協力もあり ( 丸山くんのブログはこちら )
改めてオーダーをもらいましたよ
で、完成したのがこの ○「 №146 SR400 カフェレーサー 」。
トラディショナルな60‘sロッカーズスタイルで制作させてもらいました
東京まで配達に行ったとき、いろんなこと喋ってけいごくんの家にお泊りさせてもらって帰ってきましたよ
でね、この1月に東京での修行を終えて自走で滋賀県に帰ってきたんです
これは1月で寒かったから、途中までお迎えにいった写真
タンクにはボクも好きな豊さんのゲルガやケンさんのポークチョップのステッカー、
だいちゃんのトゥルークラシックのステッカーが増えてます
まだまだ雪がいっぱいでめっちゃさむい日でした
ヒザにガムテープを巻くと寒さしのぎになるそーですよ
次回ボクもやってみよーっと
で、三重県のびっくり屋って焼肉屋さんに行って
ふたりでゆっくりお疲れさま&おかえりなさい会。
楽しいことも辛いこともいっぱい経験してきたみたい
いろんな話が聞けて、出会ってからの10年くらいが長いような短いような不思議な感覚。
改めてがんばってきたんだなーって実感します。
メゲずに折れずに思った道を進んできたこと、素直にカッコいいなっーて感じます。
これからは本場のイギリスで最後の修業をするかどうか、すこし迷ってるみたいだけど、
しばらくは京都に住んで靴の制作やブーツのリペアをしながらお金を貯めるんですって。
ブーツのリペアのご依頼なんかがあったらお伝えくださーい!
なんでしょうね? こういうがんばってる仲間の安心感。
けいごくんはこの先も今の自分の状況に納得して楽しみながら
目標に向かって突き進んでいくのみだと思います。
こういうことってカッコいいって感じるんですよ。
なんて感じのブログでした。
2%ERにはまだまだカッコいいお客さんたちがたくさんいます。
また機会があったらこんなブログ書くかもしれません。
ではではみなさん、これからもお互いがんばりましょう!!
----------------------------------------------------------
【 2%ER ( ツーパーセンター )】
TEL/FAX ; 077-526-7016 MAIL ; kid2persenter@yahoo.co.jp
営業時間 ; 10;30 ~ 20;00 定休日 ; 水曜日
ホームページ ; http://2-percenter.com/
WEBショップ ; http://2percenter.cart.fc2.com/
グッズ/アパレル ; http://2percenter.cart.fc2.com/?ca=18
カスタムギャラリー ; http://2-percenter.com/custom-bike/
フェイスブック ; 2%ER CUSTOM BIKE SHOP
( https://www.facebook.com/pages/2er-Custom-BIKE-SHOP/304891882920263 )
インスタグラム ; 2persenter ( https://vibbi.com/2persenter )
ツイッター ; @2persenter
YOUTUBE ; 2%ER JAPAN
( https://www.youtube.com/channel/UCuUc1IgCxPKoXZvaGjhnmsQ )
コンプリートカスタム ; http://2-percenter.com/complete-bike/
ユーズドバイク ; http://2percenter.cart.fc2.com//?ca=4
車検、整備、修理、ペイント、部分カスタム、フルカスタム、コンプリート車製作、
オリジナルパーツ製作、業者様OEMパーツ製作、加工下請け、通販、業販、遠方引取り/納車、、、
どんなことでも超お気軽にお問い合わせください
-----------------------------------------------------------
2%er
SR POSSIBILITY, Shiga Japan.
〒520-0024
滋賀県大津市松山町6-3
TEL/FAX 077-526-7016
営業時間 10:30~20:00
水曜定休
コメント
車坂下
お客さんとのフラットな信頼関係が出来てるのが文書で伝わってきます‼️
最高ー‼️
2019/02/28 URL 編集
お名前
2019/03/01 URL 編集